A vision and mission

「この商品はどういう商品なのだろう?」
「この商品は何がウリなのだろう?」
「この商品はどんな会社の、どんな人が作っているのだろう?」

インターネットで商品を購入しようとするすべてのお客様は、当然の事ながらその商品の事をとてもよく調べて購入します。
それは価格だけではなく、生産者や製造者の事、商品の魅力やウリ、苦労話や裏話など。とにかくあらゆる情報を出来るだけ詳しく知りたがっています。
そしてお客様は、その情報を自ら共有し自ら共感することで、そのお店や商品に自分と同じ価値観を見い出していきます。

私はこのようなお客様の購買プロセスにおいて、テレビショッピングのようにいつでも映像を使ってその商品の良さや魅力を伝えられたら、どんなに面白いだろうと日々考え続けています。
なぜなら、動画を使ったセールスプロモーションは、視聴覚的にも、感情的にも、もっとも近代的な「デジタルプレゼンテーション手法」だと思っているからです。

顔の見えないインターネットにおいても実店舗と同じように商品の説明をし、そしてその商品の価値を「映像」というデジタルツールを使い、よりリアルに、よりビジュアル的に情報を発信していく。
そういうアクションを起こすことで、一人でも多くの他県の方々に、山形という地方都市から生み出される「食」に対し関心を持っていただく。そんな布石を作りたい。 さらには、私自身もその販促活動に尽力していくことで、山形という地域経済に微力ながらも貢献していきたい。

この「ビジョン」と「ミッション」は、今の私がこの社会に出来る最良の社会貢献だと思っています。
だから試行錯誤を繰り返し、日々そのことを思考し続けています。
この「山形ムービーマーケット」というインターネット動画ショッピングサイトは、そんな想いを胸に立ち上げました。

大変多くの情報が集約される「映像」というコンテンツを使って、産地の様子や生産者の声、商品の魅力を情報発信し、消費者に安心して楽しみながらお買い物をしていただきたい。
さらに商品の購買へつなげることで、生産者・製造者の皆様に代わって「販売」のお手伝いをしたい。
食品の産地偽装や賞味期限の改ざんなど食の安全性に対して疑心暗鬼な昨今だからこそ、「顔のみえる商売」を広く提唱し、真剣にモノづくりに励む人達の想いやその魅力を伝えていける立場にきっとなれるはずだ。
私は、映像制作業を通して得た経験とスキルを使い、今後はこのような独自のビジョンを具現化したいといつしか真剣に考えるようになりました。

私達は今、消費者主導の情報化社会を生きています。パソコンや携帯電話が一般的に普及したことで、本当に便利な世の中になりました。消費構造や流通のしくみは様変わりし、まさに時代の大転換期を生きていると言っても決して過言ではありません。
インターネットは我々の住むこの世の中のしくみを激的に変え、そして我々のライフスタイルそのものを快適なものにしてくれました。
ただ便利になった反面、人と人とのコミュニケーションという側面では、リアル社会にはない安易さゆえの物足りなさも感じてしまいます。

ネット社会となった近代文明から「インターネット」というメディアの存在が姿を消す事は当分ないでしょう。少なくとも今後数十年は有り得ません。近年、家族でお茶の間のテレビをリモコンで操作しながら、テレビの画面でインターネットショッピングを楽しむというライフスタイルは当たり前にやってきます。

この数年の間、インターネット上には数多くのネットショップが存在するようになり、電子商取引は益々活況を呈するようになりました。本格的な「ビット経済」の到来です。

インターネットで販売を行っているほとんどすべてのネットショップは、非対面式の販売手法を用いて販売活動を行っています。
リアル店舗で行っている対面式のアナログ販売手法から、サイバースペース店舗で行う非対面式のデジタル販売手法に進化したわけです。

この時代の流れにおいて学ぶべき事は、本当の意味で「真の人間性が問われる時代」になったという事に一早く「気づく」ことです。

私は個人的に、どんなに時代が進化して情報化社会になったとしても、人が人として存在していく限り「商売の原理原則」や「商いの心」というものは、決して変わることがないと確信しています。
なぜなら人間は皆、感情の動物であり、今よりも幸せに、そしてより豊かな気持ちになりたいと願って生活し、購買活動を行うからです。
だからこそ、「商売の原理原則」というものは商いをやる人間として、最も単純で、最も難しく、最も重要な事だと悟らなければならないと考えています。

私が知る限り、「商売の原理原則」を意識的にも無意識的にも悟っている人は、いつも楽しそうに商売をされています。お客さんを楽しませたり、喜ばせたり、助けたりするのが本当に大好きなのが、そういう方々の共通点です。
そして自らも、自らが大好きで得意としている事を仕事にしています。
そういう方は、逆にお客様から「ありがとう」と御礼を言われたりします。
お客妻に「ありがとうございました」と御礼を言わなければならない人間が、逆にお客さんに御礼を言われてしまう。
それはショッピングという「価値の共有」と「価値の交換」プロセスによって生み出された、人と人とが最もハッピーになれる最高の瞬間であり、ショッピングの本質でもあります。

江戸時代の近江商人が残ししてくれた「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の商人としての理念はとても良い例です。
この考え方は、現代社会においても通用しているどころが、時代が変わっても全く変化することはないという事実に気づかせてくれます。
我々の先人が残してくれたこの「三方よし」という考え方は、これからも何年、何百年経っても、きっと普遍的な「王道」であるに違いありません。

私は、数多くの映像制作経験で学んだ動画プロモーションの「ノウハウ」と「技術」を、この流通という分野に役立て、あらゆる方の「スピリット」や「メッセージ」を映像の中に注入していきたいのです。
「インターネット」と「映像」いうデジタルツールを使って、アナログなセールスプロモーションをやってみようというわけです。

「言うは易し。行うは難し。」
これは、本当に難しいチャレンジです。
とてつもない時間を必要とする、無謀な試みでもあります。

しかし、とても面白いチャレンジだとも思っています。
なぜなら、私自身がとてもハッピーな気持ちになれるのです。

山形ムービーマーケットは「動画プロモーション」と「販売活動」を行いながら、山形の「食」を主体とした提案型動画ショッピングサイトというポジションを目指します。
そしてパートナー(生産者・製造者)、カスタマー(消費者)、さらにはこの「山形」という地域経済にとって「喜びと満足感を与える事ができるサービス」を目指し、行動して参ります。

今後もたくさんの方々からのご意見やアドバイスを賜りながら、地域の発展、そして社会に貢献できる、大きな事業に育てていく事が、山形ムービーマーケットの、そして私の「夢」です。
この事業を通し、多くの方々と出逢い、そして多くのことを学びながら邁進していきます。どうぞよろしくお願いします。

2012年1月1日

山形ムービーマーケット 代表 漆山ひろし



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