.
Yamagata Imoni Festival
"Imoni" is a type of thick potato and meat soup eaten traditionally in the autumn in the Yamagata,Japan.
In the autumn, groups of people preparing imoni around a fire near a river is considered a sign of the season.
In Yamagata Prefecture in particular, and its neighbours in general, imonikai (imoni get-togethers) are an important autumn tradition. Tourists flock to Yamagata for the Autumn Imoni Festival (Akino Imonikai) where they join local residents on the banks of the Mamigasaki River on the first Sunday in September, to eat imoni from a gigantic iron kettle, which uses a building crane to add ingredients and stir the pot. In 2009 the festival served imoni to 30,000 guests before the pot was empty.
Many schools and work organisations in Northern Japan arrange imonikai for their students or employees. Through September and October it is common to see groups of imonikai revellers on the banks of rivers, even near major highways.



●山形の秋の風物詩 日本一の芋煮会フェスティバル

山形の秋の風物詩 と言えば、山形市内を流れる馬見ヶ崎河川敷で行われるパーソナルイベント「芋煮会」。この「芋煮会」とは、職場の仲間や家族や友人達がそれぞれグループになって河川敷に集まり、河川敷に転がっている石を組み立てて「釜戸」作り、持ち寄った鍋に里芋や牛肉、こんにゃく、ねぎなどを入れて秋の味覚を楽しむ「山形流・青空鍋パーティー」のようなものです。
そしてこの山形には、夏から秋へ季節が移ろい行く9月の初旬、「芋煮会」シーズンの本格的な幕開けとなるスーパーイベントがあります。
毎年9月の第1日曜日に山形市の馬見ヶ崎河川敷で開催される「日本一の芋煮会フェスティバル」です。
このスーパーイベントは、平成元年から山形商工会議所青年部が企画しているイベントで、 直径6mの超巨大鍋(ちなみに「鍋太郎」と命名されている) に里芋3t、牛肉1.2t、コンニャク3,500枚、ネギ3,500本、味付けの 醤油700リットル、隠し味に日本酒50升、砂糖200kg、水6tを入れ、6tの薪(ナラ材) で煮炊きする、おいしさもスケールもまさに「日本一の大鍋芋煮会」です。
 (日本一の芋煮会フェスティバル公式HP参照)
直径6mの超巨大鍋では、約3万食の「山形風醤油味芋煮」が作られ、もう一つの直径3mの中鍋では「庄内風味噌味豚汁芋煮」が約5千食分作られます。2009年(平成21年)には、主催者側の予想を遥かに上回る過去最高20万人のお客様が会場を訪れ、芋煮が足りなくなってしまうハプニングもありました。




■大鍋芋煮ができるまで

まず、お湯を沸かすためにこの超巨大鍋に水を入れなければならない。その水の量はなんと「6t」。これだけの水を沸騰させるだけでも相当の時間が費やされます。
お湯が沸騰するまで、鍋に蓋を被せます。被せる蓋もこれまた巨大な木製蓋で、これをクレーンで吊り上げて巨大鍋の上に載せます。
お湯が沸騰したら里芋、牛肉、ねぎ、こんにゃく、醤油、日本酒少々と砂糖を入れてグツグツと煮込みます。芋煮を煮込んでいくプロセスでは、巨大鍋の両側に位置する「大型重機」によって鍋全体の具材がかき混ぜられていきます。これがまた豪快な光景です。

「大型重機って・・・衛生的に大丈夫なの?」
他県の皆様から、そんな声が聞こえてくるかもしれません。

このイベントで使用される大型重機は、工事現場などですでに使用されたものではなく、このイベント専用のための重機で、油圧作動油や潤滑油には人間の口に入っても大丈夫な「食用油脂」を用いており、衛生的に問題がないよう十分に配慮されています。

芋煮が出来上がると、巨大鍋から小さい鍋に小分けにされ、そこからさらに各自の「どんぶり」へと配膳され、来場しているたくさんの皆様に配られていきます。
この大鍋の芋煮は一杯300円以上の協賛金をお支払い戴くことによって誰でも食べる事ができます。発行される協賛チケットと芋煮が交換となります。


■秋の馬見ヶ崎河川敷は「青空宴会場」

山形の芋煮会は、家族や友人、学校、職場など、親睦を深めるイベントとしてグループごとに行われます。そして毎年秋になると、馬見ヶ崎河川敷は「芋煮会」を行う集団でいっぱいになります。
午前中から準備と炊き出しが始まり、ちょうどお昼頃に炊き上がるようスケジュールを組みます。芋煮を作ったり火を燃やしたり、出来上がるまでプロセスが良好なコミュニケーションの場ともなり、各グループは和気藹々と親睦を深めていきます。
芋煮が出来上がるとバーベキュースタイルで晴天の下、みんなで秋のひと時を楽しみます。
芋煮が食べ終わる頃、今度は食べ残った芋煮鍋に「うどん」を入れたりして食べます。
「春のお花見」「秋の芋煮会」。「花より団子!?」「芋よりお酒!?」・・・・週末ともなると馬見ヶ崎河川敷は「青空宴会場」と化します。冷たいビールに暖かい芋煮鍋。仲間達との歓談の時間は夕暮れ時まで続きます。
一般的な芋煮会は本格的に秋らしくなる10月初旬頃から行われて、10月いっぱい続きます。11月頃になると山形は少しづつ肌寒くなっていきますので、やはり10月下旬頃までが芋煮会のピークとなります。 しかし、11月に芋煮会を行うグループもたくさんいます。 やや肌寒さを感じる中で食す暖かい芋煮もまた格別だからです。


■地域によって味が異なる「芋煮の食文化」

この「芋煮」は、地域によって使用する材料や味付けが全く異なり、その地域独自の食文化となっている。同じ地域であっても、味や具材はアレンジされ、それぞれに特徴があります。「しょうゆ味」と言われるオーソドックスな芋煮は、牛肉、里芋、こんにゃく、ねぎを醤油・砂糖・日本酒で味を調えて煮込むもので、「山形風」と呼ばれています。「芋煮会のメッカ」山形県村山地方がこの「しょうゆ味」であることを考えるとこの芋煮の味が「芋煮のスタンダード」と言えるかもしれません。

一方、山形県の庄内地方やお隣の宮城県、福島県では「豚汁風」の芋煮が作られます。 豚肉と里芋を材料とし、味付けは「味噌味」だそうです。山形県の置賜地方や最上地方は、両地域の中間に位置しているということもあり「醤油系」と「味噌系」の両方が存在していて、ブレンドして食べる場合もあるそうです。

米沢などの置賜地方では、この芋煮に人参や大根も入れるようです。
さらにこんにゃくは「糸こんにゃく」を使用したりするらしいですよ。





日本一の芋煮会フェスティバル公式HP

日本一の芋煮会フェスティバル

■期日:毎年9月の第一日曜日
■会場 :山形市馬見ヶ崎河川敷 (双月橋付近)
■お問合せ:日本一の芋煮会フェスティバル協議会事務局(山形商工会議所内)
TEL:023-622-0141  FAX:023-622-0146

■主催 :日本一の芋煮会フェスティバル協議会・山形市・山形商工会議所・山形商工会議所青年部
■共催/国土交通省東北地方整備局山形河川国道事務所・社団法人山形市観光協会・山形県農業協同組合中央会・郵便局株式会社山形市内郵便局
■後援/社団法人山形県スポーツ振興21世紀協会・山形新聞・山形放送・読売新聞東京本社山形支局・朝日新聞山形総局・毎日新聞山形支局 産経新聞社山形支局・日本経済新聞社山形支局・河北新報社山形総局・日刊工業新聞社山形支局・共同通信社山形支局・NHK山形放送局 山形テレビ・さくらんぼテレビ・テレビユー山形・エフエム山形・ケーブルテレビ山形・時事通信社山形支局・山形コミュニティ放送・VigoFM78.8・荘内日報社
■協賛/山形県工業技術センター・山形建築非鉄鋳物連合企業体・山形農業協同組合・山形地方森林組合・おいしい山形推進機構・NTT東日本山形支店・株式会社NTTドコモ東北支社山形支店・キリンビール株式会社山形支社・株式会社山工社・株式会社山形クボタ・ヤンマー建機販売・株式会社ヤマコー・株式会社JTB東北・近畿日本ツーリスト株式会社山形支店・株式会社日本旅行山形支店
■協力/東日本高速道路株式会社東北支社山形管理事務所・JR東日本山形支店・自衛隊山形地方協力本部・陸上自衛隊第20普通科連隊・株式会社ヨコタ東北








山形のおすすめ観光スポット TOP


山形県の産地直送お取り寄せ動画ショッピングサイト「山形ムービーマーケット」 サイトマップへ


山形県の産地直送お取り寄せ動画ショッピングサイト「山形ムービーマーケット」 トップページへ